活動内容

01.  介護現場で「はたらく」を支える

介護サービス

武蔵野大学別科 介護福祉士養成課程からの留学生アルバイト受入れ

令和2年度よりフィリピンからの留学生5人(武蔵野大学)をアルバイトとして受入れ始めました。介護現場に出る前に1カ月間の座学研修をし、日本語や介護の“いろは”について学びました。平日は学校に通い、週末にアルバイトをすることで、学校で学んだ知識の確認と実践の場としての機能を提供できているのではないかと思います。
また、介護福祉士試験に向けて社内の各管理者を講師に迎え、定期的に学習会を開催しています。

生活のサポート

日本での生活をする上での生活相談やサポートを行っています。
(役所への届け出、ライフラインの手続き、ゴミの捨て方など多岐にわたります。)

経済的支援

学生のうちはお金の心配をせずに勉学に勤しんでもらいたいという思いから、卒業後マザアスに就職することを条件とし、修学資金借入制度の保証人を請け負っています。また、希望する方には東京都の制度を活用し4年間住宅を無償で提供しています。シェアハウスで生活していた方々は、念願の一人暮らしを実現できて喜んでいます。

歩み寄り

外国人職員が働きやすい職場づくりの一環として、有志による英会話学習会を発足させました。外部講師を招いて、仕事で必要なやり取りを簡単な英語で学びコミュニケーションの円滑化を目指しています。英語を介することで相互に表現のズレがないように心がけています。
介護現場では誤薬を防ぐため、薬ボックスに利用者の氏名を漢字とカタカナの2段で表記するように変更しました。シフト時間帯ごとの段取りをまとめた“手順書”にもフリガナをつけるようにし、皆でサポートしていこうという雰囲気を作っています。
外国人職員の方々からは、皆さんが「大丈夫?手伝おうか?」「困ったことはない?」など常に気にかけてくれる人が多いので嬉しいですと話していました。

アルバイトから正社員へ

初年度に迎え入れたメンバーが卒業し、3名が正社員としてマザアスに就職しました。アルバイトの頃以上に熱心に質問をするような光景が見受けられます。
プリセプターや教育担当主任による手厚い指導とサポートがあり、夜勤デビューする日も目前です。